意外に重要な「タイトル」
- 2020.06.20
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ウェブサイトをHTMLで制作すると、タイトルタグの間にそのサイトの名称を書き入れることになります。一般に「タイトル」と呼ばれるものですが、この「タイトル」はSEOにおいては馬鹿にならない影響力をもっています。ですから制作時に安易に付けてはいけない文字列なのです。商用サイトのタイトルとしては、よく会社名やブランド名が採用されるのですが、SEOに特化したサイトの場合、敢えて関連キーワードをタイトルに盛り込むことがあります。タイトルはいつでも変えられますが、だからといって気軽に付けるのは悪手です。タイトルがころころ変わるようなサイトはユーザーから信用されません。タイトルはドメイン名や会社概要、検索結果等に現れるので、ユーザーもすぐに気付くのです。従って最初に付けたタイトルを長く使用するのが理想なのですが、どのようなタイトルが相応しいのか迷うこともあるでしょう。そのような時は検索キーワードを利用して調査し、タイトル付けの参考にするのも良いでしょう。グーグルのキーワードプランナーを使えば、ターゲット層の検索行動でヒットし易いワードを教えてもらえます。ところで先に会社名やブランド名をタイトルとして用いる例をお話ししましたが、両者の使用にはメリットとデメリットがあります。会社名使用のメリットとしては、会社名を知っているユーザーがアクセスし易くなる点、独自のドメインがあればそれを利用できる点が挙げられます。デメリットは、会社名がサービスや商品の性質と関係しない場合、アクセスし辛くなる点、奇特な会社名は使い辛い点が挙げられます。ブランド名使用のメリットは、タイトルがそのままブランド名の周知に繋がる点、ブランド名が会社を引っ張ってくれる点が挙げられます。デメリットは、新規のブランドであればアクセスが期待できない点が挙げられます。
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